先日いただいたアルバムを拝聴しております。
ばねとりこさん
前回よりバラエティに富んでますね!
3曲目のSIX NINEではユーモラスなリズムとリフで楽しめます。
お得意とされるメタリックな深い残響音に加え、今回はハイピッチな電子音や加工された声などがうまく使われていて幅が広がったなあと感じました。
曲のタイトルをいろいろ調べたらホントいろんなことをよくご存知なんだなあと感心いたします。
1曲目の悪魔にはじまり、2曲目の見られないけど常にある月の裏側、立場が入れ替わってしまうおかしさもある3曲目、そして4曲目から8曲目の流れが、小さな命から惑星と太陽とか、気候変動とか考えてしまったです。なんか生きるという行為そのものが死を招き入れていて、育みや恵みもまた滅びと表裏一体のような、実はコンセプトすごくないですか、このアルバム! (ぜんぜん違ったらごめんなさい)
好きなアルバムになりそうです!ぜひフィジカルで出して欲しい!
![](https://mch.world/wp-content/uploads/2022/07/Samples_2-300x300.png)
Samples 2022
CD-R にわたしたちのメッセージペーパーとか名刺とかつけて、送らせていただきました。
ここからたくさんのご縁が生まれました!ありがとうございます。
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K
チリチリとしてキラキラとしたものが口の中で歯や舌に触れる
恐る恐る噛み締めてみると確かに砂のようではあるのだが
確かめている瞬間たちどころに溶けて無くなり
驚いたことに口の中の各所に小さな甘みが輪になって広がる
鐘の音が鳴るたびに、透明の塊が崩れて
そのたびに脳を突き刺すような強烈な甘さが襲う
塵も精髄もここでは境目が分からない
ただ女児が弄ぶような小さなガラスの瓶に入れられて
おもちゃのように小さなコルクの栓で封じ込められている
雨が降るといつもみなし児のような気持ちになる
polymorphism までを 1 枚のアルバムにまとめました。
第一期の集大成として。