ALM-017 – ‘Pamela’s NEW Workout’ マニュアル解読

※アイキャッチ画像と図表は本家から拝借しています。

ALM-017 – ‘Pamela’s NEW Workout’ Manual Version: 0.7 (firmware: 206) も解読しておかないとダメな気がするから、やる。

目次

ALM-017
‘Pamela’s NEW Workout’
– Operation Manual –
Manual Version: 0.7 (firmware: 206)

Introduction

Pamela’s NEW Workout は、モジュラー・シンセサイザー・システム用のコンパクトなプログラマブル・クロック・モジュレーション・ソース。BPM ベースのマスタークロックに関連付けられ、同期された、高度に編集可能で多種多様な 8 つの CV 出力を提供する。

オリジナルの Pamela’s Workout をベースに新しい進化を遂げたこのモデルは、オリジナルのフォームファクターと直感的なワークフローはそのままに、アップグレードされたハードウェア、新しい OLED ディスプレイ、書き直されたソフトウェアによって、多くの機能が改善・追加されている。

各出力は、クロックによるトリガーだけでなく、多くのパラメーターを直接、または外部 CV コントロールを割り当てて制御できるリズム波形を提供できるようになった。Pamela は「賢いクロック」の域を超え、今やほぼ無限の同期モジュレーションの可能性を提供する。

全体的なクロックの安定性と外部クロックやデバイスとの統合性が改善された。また、オプションのエクスパンダー・モジュールにより、専用の MIDI および DIN Sync クロック出力が利用できるようになった。

次世代の Workout を楽しんで!

Features

Pamela’s NEW Workout は、コンパクトなスペースに幅広い機能を備えている。

  • テンポ・レート 10〜300 BPM の BPM ベースのクロック。
  • クロックに同期した 8 つの CV 出力(各出力は独立して調整可能);
    • 様々な非整数因子を含む、÷512 から×48 までのクロックディバイダーとマルチプライヤー
    • ゲート波形、三角波、サイン波、エンベロープ波形、ランダム・ベース波形
    • 波形レベル、パルス幅、スキュー
    • フェーズ、ディレイ、ディレイ分割(複雑なスイング用)
    • リズム生成のためのビートに基づくループを、ユークリッド方式で、またはランダムにスキップ
  • すべての出力パラメータは、独立したソフトウェア・オフセット、アッテネート、モニタリングで 2 つの CV 入力に割り当て可能。
  • 出力およびグループごとに 200 バンクまでセーブおよびロード可能。
  • クロックのストップ/スタート、リセット、レートの電圧および直接制御。
  • 48~1PPQN の外部クロック入力に同期。
  • 高解像度 LED ディスプレイによるリアルタイムで直感的なユーザーインターフェース。
  • オプションのエクスパンダーを使用することで、専用の DIN Sync および MIDI クロック出力を提供。
  • USB ポート経由で簡単にファームウェアのアップグレードが可能。
  • 厚みのないケースにも対応。電源ケーブル逆接続防止。
  • イギリス製。

Technical Specifications

  • 電源:+12V 最大 50mA / -12v 0.5mA
  • サイズ:8HP
  • 厚み:22mm(電源ヘッダー含む)
  • 出力:0〜5V バッファード・ローインピーダンス / 10 ビット抵抗 / 最大更新周波数 500Hz
  • 入力:CV1 0v〜5v / CV2 -5v〜5v / Clock と Run の立ち上がりエッジ 最小 700mV

Core Operation

Panel Layout

Getting Started

もしあなたがすでにオリジナルの Pamela をご存知なら、NEW Workout の使い方はとても馴染み深いだろうが、より分かりやすく、より豊富な機能を期待したいだろう。

電源をオンにすると、Pamela’s NEW Workout のディスプレイには現在のクロックテンポ設定が BPM (Beats Per Minute) で表示される。青色のメイン・プログラム・ノブをクリックしてからひねると、この BPM 値が強調表示され、回すと最大値と最小値の間で調整される。もう一度クリックすると選択が解除される。

スタート/ストップボタンをクリックすると、選択された BPM テンポでクロックがスタートする。クロックが作動すると、シンクされた電圧が各出力端子から送られ、そのレベルはそれぞれの緑の LED で示される。

スタート/ストップボタンをもう一度クリックすると、クロックが止まり、リセットされる。

Basic Per Output Modifier Adjustment

各出力のタイミングは、設定されたテンポのさまざまな係数で調整される。これらの係数または「モディファイア」は、メイン・クロック・テンポの除数または乗数のいずれかになる。例えば、「x2」の修飾子は、1 拍につき 2 つのステップまたは出力パルス(出力がゲートに設定されている場合)があることを意味する。修飾子が「/2」の場合は、1 拍おきに 1 つのステップがあることを意味する。

また、出力を常時オンまたはオフに設定したり、クロックのスタートまたはストップ時に 1 回だけトリガーしたり(外部シーケンサーのリセット用)、外部コントロール用の CV 入力に割り当てたりすることもできる(詳細は後述)。

BPM ディスプレイ(未選択の状態)から各出力のモディファイアを調整するには、プログラム・ノブをひねる。すると、BPM のメイン・スクリーンに戻る前に、8 つの番号の付いた各出力「スクリーン」が順番に表示される。

各出力は、出力番号(左)と、その番号の出力に現在設定されているモディファイア値で表される。モディファイア値は、乗算、除算、または設定された BPM クロック速度に関連する特別な値 (on, off, pulse) のいずれか。

すべてのモディファイア値が整数であるわけではなく、三連符や付点音符のタイミング用に用意された 10 進数の値もある。

また、主に外部デバイスを操作するための、4 つの特別な 「ユーティリティ」タイプのモディファイアがある。一定のオンとオフのゲート、クロックのスタート時に一度だけ出力されるパルス、クロックのストップ時に一度だけ出力されるパルス(いずれもパルス記号で表示)である。

プログラム・ノブをクリックすると、選択されたモディファイアがハイライトされ、回すと様々な利用可能な値が順番に表示される。もう一度クリックすると終了する。

Extended Per Trigger Adjustment

各出力は「拡張出力パラメータ設定」によってさらに調整することができ、非常に複雑なクロック同期モジュレーションやリズム・シーケンスを可能にする。拡張出力パラメータは以下の 3 つのカテゴリーに分けられる:
1) モディファイアのタイミングに対して出力波形を変更するもの
2) アルゴリズム的にタイミング・ステップをスキップまたは調整するもの(リズムを構築することができる)
3) すべての出力パラメータ・セットアップの保存、呼び出し、リセット

※特殊な「ユーティリティ」タイプのモディファイアでは、拡張出力パラメータは使用できないことに注意。

出力画面を選択した状態で、プログラム・ノブを 1 秒以上押し続けると、拡張出力パラメータ選択画面にアクセスできる。

出力モディファイアを編集するときと同じように、プログラム・ノブを使用して、さまざまなパラメータを順番に表示させて、編集することができる。各スクリーンは、パラメータとそれに対応する現在の設定値が表される。出力モディファイアのメイン・スクリーンに戻るには、プログラム・ノブをもう一度クリックしたまま 1 秒以上押し続ける。

多くの出力パラメータ値は、「ステップ・タイム」に対するパーセンテージである。ステップ・タイムは、選択されたトリガーのモディファイアから導かれる。例えば、「/2」ならステップ・タイムは 2 拍、「x4」なら 1/4 拍となる。

どの出力パラメータ値も、どちらかの CV 入力からの CV コントロールに割り当てることができる。詳しくはVoltage Control セクションを参照。

出力パラメータは以下の通り:

Wave
Gate / Triangle / Sine / Envelope / Random / Smooth Randomから出力波形を選択。 1 ステップで波形が一巡する。

Level
電圧出力レベルを 0〜100% で設定(最大 5V)。

Offset
出力に垂直オフセット電圧を 0〜100%(最大 5V)で加える。5V 以上の出力は最大 5V でクリップされる。

Width
ステップ・タイムに対するパーセント値で波形の幅を設定できるが、実際の機能は選択した出力波形タイプに依存する:
Gate – ステップサイクルに対する割合だが、ゼロにはならない(選択したレベルで出力)。
Triangle & Sine – 基本的に波形を歪ませる。つまり、50% では三角波は三角波だが、100% ではノコギリ波になる。
Envelope – 全ステップ時間に対するリリース時間の割合。
Random – 効果なし。
Smooth Random – 鋭いピーク (0%) から丸みを帯びたピーク (100%) へと変化する。

Phase
選択した出力波形の開始点を参照する。例えば、三角波を 50% のフェーズに設定すると、真ん中から開始することになる。

Delay
全ステップ・タイムのうち、波形生成を開始するまでの時間の割合。それ以前の出力レベルは 0 になる。波形サイクルの終端はクリップされる。
※これを有効にするには、”Dly /” (delay divisor) パラメータが設定されていなければならないことに注意。

Dly / (delay divisor)
Delay パラメータ(設定されている場合)がどのステップを変更するかを設定する。例えば、除数が「1」の場合はすべてのステップをディレイし、「2」の場合は 1 つおきのステップ、「3」の場合は 2 つおきのステップをディレイする。除数を 2 に設定すると、クラシックな「スウィング」タイプのエフェクトになる。

Slop
タイミングエラーが発生する可能性を示すパーセンテージ。出力タイミングを「ヒューマナイズ」する。

Euclidean Parameters
Euclidean rhythm は、ステップとヒット(またはトリガー)の数を取り、ヒットが可能な限り互いに等距離であることに基づいてパターンを生成するシンプルなアルゴリズムから作られる。詳しくは https://en.wikipedia.org/wiki/Euclidean_rhythm を参照。
Pamela はユークリッド・パターンを出力にマッピングし、ヒットしない場合はステップをスキップする。
パターンの設定には、以下の 3 つのパラメータが用意されている。
EStep – 完全なユークリッド・パターンに使用されるステップ数を設定する。
ETrig – ユークリッド・パターン生成の「トリガー」または「ヒット」の数を設定する。EStep パラメータより小さくなければならない。
ERot – 定義されたユークリッド・パターンを指定されたステップ数だけ回転させる。

RSkip
ステップが完全にスキップされる可能性の割合。Loop パラメータと合わせて、リズミックなループを作るのに使える。

Loop
出力がリセットされる実際の拍数(ステップではないことに注意)を指定する。これは、Random 波形と RSkip パラメータのループ、およびユークリッド・タイミングのリセットと「同期」に使用できる。
Random 波形、Level パラメータ、RSkip パラメータと併用すると、非常に便利なメロディー&リズム・ジェネレーターとなる。
ゼロに設定すると、乱数ジェネレーターのシードが再設定される。
ランダムシードは保存されるため、ループを呼び出すことができる。

Quant
最終的な出力値を、1V/octave を基準に、選択した音階またはモードに適合するように数値化(クオンタイズ)する。使用可能な音階は以下:
・“NO” – クオンタイズしない
・“Ch” – 12 Tone chromatic
・“MA” – Major
・“mi” – Minor
・“Hm” – Harmonic Minor
・“PM” – Pentatonic Major
・“Pm” – Pentatonic Minor
・“Ly” – Lydian
・“Ph” – Phrygian
・“Jp” – Japanese
・“P5″ – root & fifth
・“C1″ – I Chord
・“C4” – IV Chord
・“C5″ – VI Chord
クオンタイズすると、パターン(例えばユークリッド・スキップやランダム・スキップ)を適用したランダム波形が、(0V に落ちるのではなく)空のステップをまたいで「サンプル・アンド・ホールド」され、より多くの音楽的なパターンを作成できるようになる。
なお、クオンタイザーは、5 オクターブ(5V)で 10 ビットの分解能に制限されている。

Logic
現在編集中のチャンネルの出力を、他の 7 つのチャンネルの出力選択と組み合わせるために、3 つの論理演算から 1 つを選択する。
論理演算のタイプは、対応するシンボルの後にチャンネル番号を付けて表示される。使用可能な論理演算は以下:
・“NO” – 論理演算なし
・“&” – AND
・“+” – OR
・“^” – XOR
以下の表は、2 つのチャンネルの High 信号と Low 信号を論理演算で合成した結果を示している。

チャンネル・アウトプットを論理演算と組み合わせることで、多くの新しいユニークなリズムや出力波形を作成することができる。まずは、出力 1 を「x4」クロックに、出力 2 を「/3」クロックに設定してみる。次に、出力 1 のロジックの組み合わせを AND チャンネル 2 – 「&2」に設定する。これにより、チャンネル 2 が High の場合のみ、チャンネル 1 からの高速クロックが出力に到達するようになる。

Output settings muting, saving, loading and resetting.
Pamela は、電源サイクルの間に現在の出力設定を自動的に保存し、記憶する。さらに、出力を 8 個 1 組の文字でグループ化された個々のバンクに保存したり、そこから呼び出したりすることもできる。そのため、8 つの出力「スロット」を持つ全 26 のセーブバンク (a~z) がある。
Mute – 出力をミュートまたはミュート解除する。ミュート状態でも編集は可能。プログラム・ノブをクリックしたままスタート/ストップボタンをクリックすると、出力のミュート状態を素早く切り替えることができる。
Save – 選択したバンクにすべての設定出力値を保存する。プログラム・ノブをクリックして選択したバンクまでスクロールし、もう一度クリックすると保存が実行される(”??” が再度表示される)。または、”NO” を選択して保存操作を中止することもできる。クロックの実行中に保存すると、タイミング エラーが発生する可能性がある。
Load – 保存操作 (Save) と同じように機能するが、保存するのではなく、選択したバンクとスロットから出力値のセットを読み込む。
Reset – すべての出力パラメータを初期値に設定する。

Loading, Saving and Reseting ALL 8 outputs at once.
BPM サブメニューから、出力の完全なバンク(つまり、文字ごとにグループ化された 8 つ)をロード、保存、またはリセットできる。BPM 画面でプログラム・ノブを長押しし、”All outputs” 画面までスクロールする。

この Save と Load はライブの事前準備で重宝する機能。仕込んでおいたものを一発で復元できるのがありがたい機能。

Voltage Control

Pamela のクロックと出力は、ユーザーによる直接制御だけでなく、上部の 4 つの外部信号入力 (Clk、Run、CV1、CV2)を外部電圧による制御に割り当てることができる。

CV Assigning

出力モディファイアとその拡張パラメータの多くは、パラメータ値をいずれかの CV 入力に割り当てることによって外部電圧制御できる。

CV1 は 0~5V の電圧に応答し、CV2 は -5~+5V(つまり 0 が 50%) の電圧に応答する。この範囲外の電圧入力は安全だが無視される。

CV Attenuation and Offset

CV 入力に値を割り当てると、入力される CV 値に対してパラメータごとの減衰値とオフセット値を設定することで、さらに細かく制御できる。パラメータ CV オプションがハイライト表示されている(選択されている)状態でプログラム・ノブを押し続けると、サブ画面にアクセスしてこれらの値を設定するとともに、適用された CV 値を視覚的に監視できるようになる。

設定された減衰値は正または負のいずれかで、実質的に CV 値を反転する (つまり、アッテネーターと同様)。

複数のパラメータを同じ CV 入力に割り当てることができ、各パラメータには独自の減衰パラメータとオフセットパラメータがある。

CV1 は正の電圧にのみ応答することに注意。

Run Input.

Run 入力はゲートのような信号を想定しており、さまざまなアクションを実行するために割り当てることができる。デフォルトでは、外部同期と外部クロックの状態(実行中または停止中)の監視に使用される。このオプション以外の設定にすると、クロック入力を監視することで外部クロックの状態が「自動検出」される(詳細については次のセクションを参照)。トリガーの受信時に発生するその他の割り当て可能なアクション (クロックの実行中) は以下:

Reset
すべての出力を初期の開始状態にリセット (RS) する。

Load Sequenced Bank
8 つの出力すべてに対して、次の (または前の) 文字の連続したバンクをすべてロード (LD) する。
その方向は、CV1 の入力電圧が高い(2V 以上)か低いかによって決まる。低い場合は次のバンク(つまり a→b) がロードされ、高い場合は前のバンク(b→a)がロードされる。

Rotate Outputs
8 つの出力すべて (RA) または 1 つの出力 (RR) を上段に回転させる。
CV1 の入力電圧が低い場合は反時計回りに、高い場合は時計回りになる。

Load CV Bank
8 つの出力すべてに対して、バンクをすべてロード (LC)する。
バンク番号は CV1 の電圧レベルに依存し、最初の 16 バンク (つまりバンク A と B) のみが使用可能。

External Clock Control.

Pamela は外部クロックで駆動し、同期することができる。これは、矩形波 LFO のような単純なものから、外部ハードウェアからの Din Sync 信号を Clk および Run 入力にパッチするなど、もう少し複雑なものまである。また、電圧レベルだけでテンポを直接制御することもできる。

同期が機能するには、Pamela は外部クロックのティックと四分音符の比率を知る必要がある。これは、PPQN (Pulses Per Quarter Note) 値として知られている。Pamela は、外部クロック信号が検出されたときにクロックを自動的に開始するか、Run 入力を介した外部信号が閾値を超えるまで待ってからクロックを開始するかを知る必要もある。

デフォルトでは、Pamela は Din Sync のようなクロックに従うように設定されている。つまり、 PPQN が 24 で、Run 入力を使用してクロックを開始および停止する。
※ Din Sync スタイルのコネクタに接続するには ALM004 – D.S.G またはアダプタケーブルを使用可能。Appendix IV を参照。

これらの設定を変更するには、BPM クロック画面を選択し、プログラム・ノブを 1 秒以上押し続けると表示される外部クロックサブメニューに入る。予想される PPQN 値を変更したり、電圧レベル(クロックではなく CV1 入力にパッチ)でテンポを制御する設定 (CV) に変更することができる。

外部クロックに同期して BPM が 10 に設定された場合、PPQN 値が間違った(高すぎる)値に設定されている可能性がある。

次の “Run?” 画面では、実行入力を使用してクロックを開始するか (Y)、または無視してクロック入力が検出されたときに自動的にクロックを開始するかを設定できる(上記参照)。

2 つの外部クロックサブメニュー画面には、検出された外部クロック(存在する場合)の BPM も表示され、外部クロックのテンポが一定でなく不安定な場合は警告が表示される。これは、外部クロックが同期できる有効なクロックを提供できない可能性があることを意味している。

Pamela をコンピューターの MIDI クロックに同期することは推奨されない。最近のコンピューターは、MIDI ハードウェア(特に USB 経由)の優先度を他のシステムイベントに比べて低くする傾向がある。これにより、MIDI クロックの生成時にタイミングエラーが発生することがよくあり、スレーブデバイスが正しく同期しなくなる。コンピューターに同期するには、オーディオトラックベースのクロックを使用するか、エクスパンダーから DAW に MIDI クロックを送信して Pamela をマスターとして使用することが推奨される。

最高の同期精度を得るには、常に可能な限り高い PPQN 値 (24 を推奨) を使用すること。クロックをどの速度で開始し、いつ停止するかを推測する必要が少なくなるため、Run 信号の使用が推奨される。

外部クロックが不安定なら、Pamela も不安定になる。外部クロックを修正することはできない。Pamela は主にこの目的で設計されているため、マスター クロックとして Pamela を使用することを強く推奨する。Pamela は非常に安定している。オプションのエクスパンダーを使用することで、専用の Din Sync および MIDI クロック出力の両方が得られる(Appendix III を参照)。

わたしは、Ableton Live の MIDI クロックをマスターにして、mmMIDI から Pamela に Clk と Runを入力して同期させているが、タイミングエラーが起こったことは(おそらく)ない。
Pexp-1 も持っているので、Pamela をマスタークロックとして使うことも可能だが、Ableton Live を「母艦」としたいため、このような方法を採用している。
これが上記の「オーディオトラックベースのクロックを使用」していることに該当するのかどうかはよく分かってない……。

“Limited Warranty” 以下は訳出不要と判断し、省略。

いちおう、訳出した部分までを PDF にして置いておきます
コピペして、体裁をちょっといじっただけなので、味も素っ気もないですけど。
こんなのでよければ、一部なり全部なり、ご自由にお使いください。

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