たまには音の紹介じゃないことも。
えっと。
ライブに出ることに、なりました。
わたしたちやわたしたちの音が「外」に出るきっかけは、いつも Elly と二人でいるときに起こる。
これはもう、なんだろう、不思議すぎて二人で顔を見合わせて笑ってしまうくらい、ほんとうに、二人でいるときに起こる。
今月の初め、わたしの音を聴いてくださった方が「ライブに出ないか」とお誘いのメッセージをくださったのも、Elly の部屋にいたときだった。
5 月に行って来た「なにそうだん」でも(その一年前の初めての相談のときも)、ライブに出られるチャンスがあったら出た方がいいですよとは言われていて。
そうですね、とは言ったものの、さてどうしようと途方に暮れていたような感じだったし、音作りが楽しい日々が続いていたので、まあいずれチャンスがあればいいな、なかったらそれでもまあいいか、くらいの気持ちでいたところだったから、お誘いの文面を初めて読んだときは、文字通り、目を疑った。
「目を疑う」ってこういうことなんだなと、頭のどこかで考えていた。
それ以降は、Elly と相談したり笑い合ったりしながら、当日出す音や持って行く機材について考えたり、練習に使うための音楽スタジオを探して下見がてら足を運んでみたり、使いたい音源をサンプリングしたり、宣伝用のカードをいっしょに作ったりしながら過ごしている。
superbia から始まったシリーズがライブまでに完結できればいいけれど、それを自分に課してしまうとポンコツは自分の首を絞めてしまいそうで、あくまで希望というか、できたらいいなあ、というくらいにとどめておくことに。
ライブについては詳細が決定し次第、またこちらとか SNS とかでお知らせします。
一方で、ちょこちょことやりとりをしているニュージーランドの人(モジュラーシンセ奏者だと思う)とも、ダブルネームでリリースしようという話が進んでいる。
メッセージのやりとりをする中で、一緒に何かやりたいねという話になったものの、誰かとコラボレートするという経験が双方ともになかったので、とりあえず 1 トラックずつ持ち寄ってリリースしてみようか、ということになった。
お互いの音は出揃ったので、今はマスタリングを待っているところ。これも楽しみ。
今年になってから、少しずつ少しずつ、何かが動き始めているというか、変わり始めているというか。
そんな感覚がわたしにも Elly にもあって。
楽しみだね、と笑い合えるのがいちばんの幸せだったり。