2回目があるのかどうかはわからないけれど。
facebook を眺めていてふと目についた「なにそうだん」。
わたしは大阪府民だけど大阪市民ではないので、大丈夫かなあと思いつつ、「具体的な相談はもちろん、『こんなことを聞いてもいいの?』と思うことでもお尋ねください。」という一文に甘えて、最近のモヤモヤをぶつけてみようと申し込んでみた。
5月31日(火)14:30 から zoom でのセッションで。
男性と女性の相談員さんと 1 対 2 というか、3 人というか。
来歴のようなものを語るところから始まり、途中で少しだけ脱線したりしつつも、本当に楽しくて素敵な一時間だった。
話した内容については書けることと書けないことがあるけれど、ひとつだけ確実に言えるのは、結論、あるいは答えは出なかったということ。
それは端から、おそらく三人とも予想していたことだったし、だから役に立たなかったと言いたいわけではない。
女性の相談員さんが、わたしが事前に相談内容としてお伝えしていたことを「根源的な問いのようなもの」と言っていたけれど、今のこのような状況、というか世界においては、特にアートと教育の分野では、以前にも増して「根源的」と感じてしまうような問いであったことは確かだと思う。
むしろ、そんな問いに対して、アートという切り口から、結論が出ないことをおそれずに話すことができたのは、わたしにとってはとても貴重で、とても有意義だった。
もうひとつは、赤の他人だからこそ「ぶっちゃける」ことができたということ。
わたしの「問い」をより面倒なものにしていることなのだけど、様々な思惑がブロックになってしまって近しい人には言えないようなことも、今回のセッションではきっちりぶっちゃけた上で、「だから面倒なんですよね」と共有できた。
どう思われるだろうかとドキドキもしたけれど、感謝なことにそれは杞憂だった。
そんなこんなで、いっぱい笑い、いっぱい考え、頭の整理をさせてもらい、今後につながるヒントもたくさんいただくことができた一時間だった。
あらためて心より御礼をお伝えしたいけど、これを読んでくださっているかどうかはわからない。
今度はぜひお目にかかりましょうと最後におっしゃってくださったので、近いうちに一度、大阪市立芸術創造館を訪れてみたいと思っている。
「なにそうだん」、おすすめです。活用できる方はぜひ!