rescue me

サイン波は、まるくてかわいい。

久しぶりに Ableton Live でピアノロールに MIDI を打ち込んだ。ほんの少しだけど。
打ち込んだものを確認するのに、とりあえず何でもいいやと思って、目についた Operator を放り込んで。
そうしたら、出てきたサイン波が、すごくかわいくて。
「ひとつの音を、ただ味わう」という言葉を思い出しながら、しばらくループを、ただ聴いていた。

MIDI から始めたので、CV ほどタイトではないと知りつつ、練習も兼ねて今回はモジュラーたちと Ableton Live を MIDI で同期させてみた。
新しいオーディオインターフェースのおかげで(もうだいぶ使っている感覚だから、わたしの中ではそれほど新しくもないけど)、MIDI もスムーズに使えるのがうれしい。

mmMidi で MIDI を CV と Gate に変換してモジュラーを鳴らしたり、Pamela’s NEW Workout を走らせたり。
Ableton Live から ES-8 に ADAT で音を出力してから一度ミキサーに出して jmt synth のエフェクターを通して、ついでにミキサーでフィードバックを起こしてみたり(フィードバックはあまり面白い結果にはならなかったけど)。
一方で、さっきのサイン波を CV Envelope Follower に通して エンベロープと Gate も ES-8 から出してみたり。
練習ついでにいろいろやってみて、学びや発見がたくさんあった。

今回はノイズノイズな気分だったので、Warps にぐっちゃぐちゃにしてもらってからフィルターへ。
前回も活躍してくれた Polivox VCF はもちろん、今回はもう一人の新入り WASP Filter にも活躍してもらって。
キャラクターは違うけど、どちらの音もたまらなく好き。
Polivox VCF にパッチングしてカットオフをひねった瞬間の衝撃はすごかった。
レゾナンスを触りながら、あまりの音の変わりっぷりに、笑いが止まらなかった。
迎え入れて大正解。誰だ、こんなフィルター作ったのは。
WASP Filter もいい音。また違う個性。

Warps はとても頼りになるんだけど、その仕組みというか挙動というか、ちゃんと理解できてない。
もう一度マニュアルをちゃんと読んで、理解した上で使ってあげたいなと思う。

できるだけ出力を切り分けて Ableton Live に戻して録音。
本当はもっと切り分けるべきだったんだろうな……次回の課題にしよう。
録音したものをトラック別に出力してから Studio One でミックス。
オートメーションはゲインくらいしか触らないんだけど、Studio One のオートメーションはとても使いやすい気がする。というか、Ableton Live のオートメーションがうまく使いこなせない。
珍しく Studio One でいくつかエフェクトも使って、ミックスを終えた。

できあがりがちょっと不安だったので、すぐにアップロードせずに、次の日の仕事に行く道すがら、iPhone とイヤフォンでチェック。
前にも書いたけど、Dropbox は便利。もう何年も使っているけど、クラウドサーバでは一番だと思う。
で、自分の中でゴーサインが出せたので、今に至るわけです。

そうそう、Sound Scaper も使った。
Drum Out から出してみたんだけどなんか納得いかなかったので、Dynamix に入れて Pamela’s NEW Workout に作ってもらったエンベロープで鳴らした。
Sound Scaper の音も好き。ずっと触ってられる。

というわけで、新作 “rescue me” です。うん、モールス信号です。

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