網膜剥離なのだそうです。
1 月中旬くらいかな、見えにくさを感じ始めて。
左目の視野が欠けているのに気づいて、近所の眼科に行ったら、網膜剥離だから大きな病院に行きなさいと。
おそらくそのまま緊急手術→入院になるからと言われて、慌てて入院の準備をしてから行ったら、剥がれたらまずいところまですでに剥がれてしまっているから、一日二日は争わないと。
いいんだか悪いんだかよく分からないまま一度帰宅して。
翌日は朝から PCR 検査を受けたり、午後からは予定通りにヘアサロンに行ったりして、2/2 朝に入院、同日夕方に手術していただきました。
大きな病院は今年から新しい建物にお引っ越ししたそうで、ホテルみたいにきれいで、新しい建物のにおいがして。
これを書いている今は入院 3 日目の朝だけど、左目が塞がれてて見えないこと以外はすごく快適。
ご飯もふつうにおいしいし。Wi-Fi も使えるし。コンビニも建物の中にあるし。いつでもお湯がもらえるからコーヒーも飲めるし。
読もうと思って小沼純一編『ジョン・ケージ著作選』（ちくま学芸文庫）やハンス・ウルリッヒ・オブリスト（篠儀直子他訳）『ミュージック』（フィルムアート社）を持参していて。
前者は手術前に読み終えたんだけど、片目を塞がれてるとさすがに読みにくくて、後者は読了できるかわからない。
ヴィリエ・ド・リラダン（齋藤磯雄訳）『未来のイヴ』（創元ライブラリ）も持ってきたけど、これはさすがに字が小さすぎて無理。
少なくとも一週間は入院させられるみたいなので、Elly が譲ってくれた MacBook Air に Ableton Live をインストールしてみたり。
画面の方が活字よりも楽なので、この機会に少しでも習熟できたらいいなって。
マシンパワーはちょっと気になるし、なにより目に負担をかけたくないから、どこまでできるかなあという感じではあるけれど。
そして、ジョン・ケージ。
彼の言葉をいくつもノートに書き写した。もっとたくさん読みたい。
音も言葉も反芻して、少しでも深く理解できたらいいなと思う。
こんな年明け……と書いて、もう 2 月だよって、自分に苦笑してしまった。
仕事柄、1 月はあっという間に過ぎていくのだけれど、今年は特にそれがひどかったような気がする。
ともあれ、今年も椎名ミチルと Miss Canine Hoe をよろしくお願いいたします。
みなさまにとって今年がよい年でありますように。
もし目の異常に気づいたら、早めに眼科を受診されることをお勧めします。
