「過去はほっといて/日々、挑戦すればいい!」(加藤登紀子)
最近出会って、勇気をもらった言葉です。
Ableton のブログ(?)は過去のものもちょこちょこチェックしていて、気になったサンプルパックとか M4L デバイスとかはダウンロードするようにしていて。
“severance” で使ったピアノの音源もそうして出会えたし、大好きな M4L デバイスもいくつかある。
何かを「作らなければならない」ではなく、「作りたい」という動機だけで DAW やシンセサイザーと向かい合うことができるわたしはとても幸せだと思う。
日々の生活のドラスティックな変容を望む自分もどこかにいるけれど、今の動機は失いたくない。
今回使ったサンプルは、Ableton Live を立ち上げて、何の気なく試聴していた INA GRM のサンプルパックのうちのひとつ。
イメージを誘発するような音のおかげで、以前に自分で録音していた音を重ねたバージョンと、ちょっと前に見つけた M4L デバイスの音を重ねたバージョンが、割とすぐにできた。
前にも書いたけど、Ableton Live で作りながら聴く音と、吐き出させた 2mix を Presonus Studio One で聴き直した音は、わたしの耳でも違いがあって。
面白いもので、その違いというのは、制作を重ねていくたびにどんどん大きくなっていて。
なので、今回はマスタートラックでは何も音をいじらずに、全部のトラックを個別に吐き出させて、Studio One で 2mix を作ることにしてみた。
これが、わたしの中では大正解。
ちょっと感動するくらい明らかに音が違うし、そのおかげでより自分が納得いくものが作れたと思う。
やっぱり、Ableton Live は、わたしにとっては楽器。
DAW を使い分けることで、わたしにとっても気分というか、モードが切り替わるから、このやりかたはしっくりくるし、楽。
しばらく 2mix は Studio One で作ることにしてみようと思う。
それにしても……Ableton Live で分析ファイル付きでトラックを吐き出させようとすると、時々エラーが出るのはなぜなんだろう。
作業がめっちゃモタつくから、なんとかしたい……。
というわけで、新作 “infinity384819” です。